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演劇部が全国大会に出場します。

2019/01/25

高校・演劇部が、関東大会で優秀賞をいただき、全国大会に出場することになりました。初の快挙に、部員一同、大きな喜びに包まれています。

本校が上演したのは『ケチャップ・オブ・ザ・デッド』、オリジナル作品です(飛塚周&逗子開成高等学校演劇部・作)。

ホラー映画を作ろうとする大学生3人組が、本物のゾンビと出会ったら...?

会場には笑いがあふれ、ゾンビの語りにシーンと静まり、幕が降りると割れんばかりの拍手。お客様の瑞々しい反応に支えられ、素晴らしい舞台を作ることができました。

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第54回関東高等学校演劇研究大会(南関東/横浜会場)は1月19・20日の2日間、神奈川県立青少年センター・ホールで行われました。参加したのは、東京・神奈川・千葉・茨城・山梨・静岡・各都県から13校、神奈川からは大船高校・県立神奈川総合高校と本校の3校が出場、東京からは開成高校も出場していました。さすが関東大会、どの学校の演目も素晴らしく、笑いと拍手が会場に満ちていました。

本校は、審査員の先生からは次のような講評をいただきました。

「観ていて芝居に入り込んでしまいました。"ゾンビ"演劇として完成されているし、同時に人間の心情をよく描いてもいます。ゾンビを見ていて、いとおしくなりました。生と死についても考えさせられました。舞台上での新聞紙の使い方も良いし、舞台転換のセンスも良いです。エンターテインメントとしての完成度が高いです。みなさんの演劇への愛を感じました。」

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横浜会場(南関東)で最優秀賞に輝いた日本大学鶴ヶ丘高校と、優秀賞に輝いた4校のうち逗子開成高校、この2校が全国大会への推薦を受けました。北関東からの2校(埼玉県立新座高校・栃木県立小山城南高校)と合わせて計4校が関東ブロックから全国大会に進出します。

大会結果 ☞ http://www2.odn.ne.jp/~cai42040/engeki/index.htm

第65回全国高等学校演劇大会(佐賀大会)兼・第43回全国高等学校総合文化祭は、7月27日(土)~29日(月)の3日間の日程で、佐賀県・鳥栖市民文化会館にて開催されます。部員一同、今からワクワクしていますし、全国で注目を集めるべく、さらなるブラッシュ・アップのため稽古を重ねようと、決意を新たにしています。

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高校演劇部・部長・角田哲史(高2A)君からのコメントです。

「全国大会出場が決まった時は、嬉しさよりも驚きを強く感じました。

数日経った今ようやく実感が湧いています。

去年の初夏に台本が決まってから今に至るまで、逗子開成演劇部は大きな成長をしてきました。開成祭に向けて練習していた日々が遠い昔のように感じられます。

こんなに長く一つの台本で芝居を続けていると、当然マンネリや倦怠感に部活全体が悩まされる時もありました。

それでもここまで我々が劇を続けて来られたのは、舞台上でお客様からのリアルな反応を受けた時の喜びを知っているからです。

この劇はお客様の笑い(と悲鳴)無くしては成立し得なかったと思います。

全国大会に行く実感が増したからこそ、大勢の方からの期待を背負っていることの実感もまた増しています。

全国大会での最優秀賞を目指して精進して参ります!」

全国大会を前に皆様にご覧いただく機会を設けようと、公演を計画中です。詳しく決まりましたらあらためてお伝えします。

今後ともご支援のほど、どうぞよろしくお願いします。

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