土曜講座「こころとからだのための演劇ワークショップ」が徳間記念ホールで行われました。
もう10年ぐらい続いている講座で、プロの演出家と俳優の方を講師にお招きして、演劇初心者の人でも、
声を出したり、からだを自由に動かして、演技を楽しむことができるようになります。
劇団新和座の演出家・武藤賀洋先生と劇団の俳優・松井ともみさんのお二人に指導していただきます。
今回は中学1年生と3年生の2名の参加で、詩の朗読と、慌てん坊のサンタさんとしっかり者のトナカイが出てくる短いオリジナル劇に挑戦しました。
場面や人物の感情を具体的にイメージしながら、役作りをします。
生徒はトナカイ役に挑みました。
プロの女優さんを相手に演技する経験はおそらく初めてだと思いますが、
参加してくれた2人は、よく声も出ていて、身ぶりをつけたりして、はつらつと演じてくれました。
演技指導を通じて、武藤先生からは、
「初めての経験で出来たこと、出来なかったことがあったと思いますが、特に出来なかったことを意識することが大切です。
意識することで、今後それが出来るようになる可能性が広がるからです。そして、それは日常生活のあらゆることに言えるのです」
というお話がありました。
演劇って、そんなに特別なものではないのですね。そう、演技に向き合うことで、自分のこころとからだの 「今」が見えてきます。
そして、それは自分の「未来」を確実に進化させてくれることでしょう。 来年も開講しますので、ぜひ多くの人に体験してほしいと思います。