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映画『ウインストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』鑑賞文

2018/11/30
中3と高1の生徒が鑑賞しました。第二次大戦時に英国首相に就任し、ヒトラーの脅威に敢然と立ち向かったウィンストン・チャーチルの物語です。

チャーチル-1.jpg【注意】鑑賞文は時に映画の重要な内容や結末に触れる場合がありますので、お気を付け下さい。

中3М君
 私はこの映画を見て、自分の正しいと思ったことをつらぬく姿勢というのがものすごい力を発揮するということを感じとることができた。 ウィンストン・チャーチルという男は、英国紳士とはお世辞にも言えないような人で、作中のさまざまなシーンで彼の怒りっぽさや荒い言動などが描かれていた。
彼が首相になったときも政党内からの不信感は大きく、いわゆる嫌われ者のような立ち位置だった。
しかし彼は、ドイツとの和平交渉をするかしないかの選択を迫られているときに、一貫して和平交渉をしないという姿勢をつらぬいていた。
普通だったら、政党の中で和平交渉のムードが漂っていて、かつドイツから大きな打撃も受けている中で和平交渉をしないという決断は保てないはずだ。
しかし彼は自分の選択を信じつづけ、結果的に国民の支持を得て国全体のことを救うことができた。
 この話から、自分の一度決めた選択を曲げないという力はものすごく重要だと思った。
今の日本でも、「同調圧力」によって自分の考えを変えたり、その場のノリで物事を決めたりするが、それは正しい判断なのだろうか。
私はそうは思わない。チャーチルのように一度自分で決めたことを突き通す方がより良い結果を生み出すことができると思う。  私は、現在の人々に、こういった自分の決めたことを突き通す力が少し欠けていると思う。
だからこそ、こういった歴史を自分の糧にして行動していくことが必要なのである。
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