11月17日、18日の2日間、国連大学において全日本高校模擬国連大会が開催されました。
年々出場希望者が増えている中、1校につき2ペアまでという出場枠が設けられていて、
予選を通過するためには大変難易度の高い選考課題に取り組むことが必要となります。
今年は139校(215チーム)の応募があったそうです。その中から予選を通過したのは86チーム172名でした。
そして今年は逗子開成から初めて2チーム(高2田中・永岡ペア:コロンビア大使、高1荒川・林田ペア:スーダン大使)
が予選を通過し、本戦に挑みました。
今年の会議のテーマは「武器移転」。この難しい議題に参加した高校生は皆必死に取り組んでいました。
逗子開成の大使の皆さんの得意技は、広く多くの人に自分達の意見を広めたり、
情報の足りていない大使の皆さんがその時々に交わされている論点を共有できるように、
会議中とにかく動いて動いて全体のパイプ役を担うこと。さらに今回は決議案の作成にも積極的に関わりました。
これは一見地味に見えても、実は大勢が一斉に会議活動をする上では本当に重要な役割を持っています。
リーダーがいてもこのパイプ役がいないと議論は穴だらけになってしまいます。
今会議でも彼らは本当によく動き、声を張り、ほかの大使に心遣いをしていました。
また、公式討議の場では英語が使用されるのですが、彼らのスピーチ、発言は立派なものでした。
また来年も逗子開成から大使が出せるよう一同努力してまいります。大使のみなさんお疲れ様でした。