7月14日(土)に土曜講座「そうだ!博物館へ行こう!!」第二回が実施されました。
当日は、9時30分に現地集合。千葉県佐倉のためちょっとした小旅行になりますが、
中1から高1までの生徒14名が集いました。
開館と同時に研修室へ。
事前課題を確認します。今回のテーマは、「双六づくり」。
前提となる知識を参加者で共有します。そして、展示室に移動。
「双六づくり」の対象は、第三展示室(近世)にある「海付きの村展示」と「四季耕作図屏風」です。
解説を行い、当日個人課題に取り組みます。
課題終了後は休憩。その時間内に企画展「ニッポン おみやげ博物誌」を自由見学しました。
12時に研修室に再集合し、班課題を確認しお昼ごはん。
お弁当を食べる子もいれば、館内のレストランに行く子もいました。
館内のレストランでは、「古代米」をおいしく食している子もいたようです。
12時30分より班活動開始です。1時間半から2時間ほどをかけて、
双六づくりを行いました。
「海付きの村」展示は、逗子開成の位置する三浦半島に残る『浜浅葉日記』を典拠としたものです。
幕末期の横須賀市大田和村を舞台とした「海付きの村」をもとにした双六づくりに取り組みます。
試行錯誤しながらの活動です。
完成後には、他班がつくった双六で遊び、評価活動。
他班の双六にかなり盛り上がる時間です。
初対面の生徒同士の班がほとんどですが、双六の前に顔を並べて最も打ち解ける時間でもあります。
展示や資料を読み解き、双六をつくり遊ぶことで、幕末期三浦半島の村の生活について学びました。
博物館だからこその学びの時間を過ごすことができました。