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高校2年生土曜講座ご報告

2018/01/22

1月20日(土)、高校2年生へ向けた土曜講座が行われました。

高校生向けの土曜講座とは、企業経営の中枢を担われた方や官界出身の高い見識をお持ちの方などによる講義を受け、自分の将来について考えるキャリア教育の一環として位置づけられているものです。生徒たちは、自分自身の関心ある講座を事前に選択しておき、受講します。

1講義目は「隣国ロシアの歴史と未来」。
講師は商社社員としてロシアにて勤務された後、ビジネスコンサルタントをされている菅原信夫先生。

語学研修生としてハーバード大学大学院にてロシア語を学ばれたお話や、ロシア(ソ連)滞在時に経験された事件、チェルノブイリ原発事故やソ連邦崩壊時の混乱の様子などリアルなお話を聞いたり、リージョナルスタディの重要性や相手を知る大切さなどを学びました。

生徒からはロシア人の性質や商社勤務に関する質問などがありました。

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2講義目は「研究開発の醍醐味 "常識を覆す!" "多様な人達との協働"」。
講師はカメラメーカーにてフィルムの研究開発に携わってこられた池上眞平先生。

企業での研究開発におけるご自身の実体験をもとに、開発には人間力・コミュニケーション力・チームワーク力が必要であるというお話を聞き、1人の力は弱いが、多くの人々の力を集結すれば常識を覆せる、社会の維持に必要な職業に貴賎はないということを学びました。

受講後は、講義内容について討論をし発表するグループワークを行いました。

受講した生徒の中には、将来の職業として研究開発職を目指している生徒もおり、研究開発とは一人で黙々と作業を進めるというイメージを持っていたが実際は多様な人々と関わりながら行うものなのだということを学んだようでした。

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