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「中学3年蘆花記念公園清掃活動」実施

2017/05/24

5月20日(土)、2017年度第1回目の清掃活動を実施しました。
日程は、朝学校に集合し、全員で蘆花記念公園まで歩いて行き、清掃作業を協力団体の皆さんと行い、その後長柄桜山古墳を見学して現地解散というものでした。
本校では、中学1年生から高校2年生まで各学年が1回ずつ社会貢献の一環として、地域の清掃活動を実施しています。また、地域の清掃活動は1998年度より継続して行っている行事です。
 中学3年生が担当したのは「蘆花記念公園」という逗子市の東側葉山町に隣接する桜山8丁目にあります。本校からは徒歩約15分で着きます。蘆花記念公園は、1984年の市制施行30周年を記念し、逗子の名を広く世の中に伝えた近代の文豪、徳冨蘆花ゆかりの地に設けられた公園です。桜山の緑を背景に、眼前に逗子湾が広がるこの地は、自然に恵まれ静かな佇まいを留めています。(公益社団法人神奈川県観光協会ホームページより)
作業は、協力団体の皆さんが、事前の15・18・19日に刈っておいて下さった雑草の掃き
寄せ・回収・運搬作業が中心でした。

〔生徒の声〕
・最初は全く興味がなかったが、その後楽しいと思えてきた。
・非常に(雑草の)量が多くびっくりしました。
・逗子市民・逗子開成の生徒として市に協力できてよかったです。
・かなり重労働だったが、とても楽しめたし面白かった。
・雑草を集積に場所に運び終わる度に達成感があって気持ち良かったけど、めちゃめちゃ暑かった。
・終わってきれいになったところを見たら仕事したなという気分になったので良かったと思う。

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暑い中、45分の清掃作業後、公園から山を20分ほど登って、長柄桜山古墳群の2号墳を見学しました。
長柄桜山古墳群は、平成11年3月に発見されたもので、逗子市と葉山町の境界線上に位置する、ともに全長90m前後の、現存する遺構としては神奈川県内最大級の規模を有する2基の前方後円墳です。逗子市教育委員会と葉山町教育委員会が協力して保存整備を進めています。(逗子市ホームページより〔一部改変〕)
〔生徒の声〕
・古墳があんなに大きいものだとは知らなかった。逗子の街を一望できたし風にも当たれたので登ったかいがあった。
・全然古墳ぽくなくてびっくりした。自分の今までの古墳のイメージは柵で囲われていて入れないものだと思っていたけど、ふつうに上に乗ることができて驚いた。
・ぶっちゃけ先生が小高い丘に登って「ここが古墳です。」と言われるまで古墳に向かう道の途中だと思った。発見から15年経っているのに、逗子市がもっと整備を進めたら
観光名所にもなってお金もうけができるのにと思った。
・自分が立っている場所が古墳だと分かったときは感動した。

長柄桜山古墳群2号墳(逗子市役所HPより).jpg

 今回の行事は社会貢献を主眼として行ったものですが、生徒たちの地元逗子への地理歴史的な関心も深まったことと思います。
 最後に全面的にご協力いただいた逗子市役所環境都市部緑政課の皆さんと共生'95をはじめとする逗子市内のボランティア団体有志の皆さまに心よりお礼を申し上げます。

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