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中1海洋学特別講義

2017/03/09

3月8日(水)の7,8時間目に中学1年生を対象に海洋学特別講義が行われました。逗子開成ならではのこの講座。今回は東京大学大気海洋研究所教授の蒲生俊敬先生をお招きし、「深海底から吹き出る温泉をめざして」というタイトルで行われました。「海底なのに温泉!?」生徒たちは興味津々。熱心にメモを取りながら集中して話を聞いていました。
まったく光の届かない真っ暗な深海。そんな深海で温泉はどのように形成されるのか。深海で300℃以上の高温の温泉が噴き出すのはなぜなのか?こうした疑問を持ちながら真剣に話を聞く生徒たち。「気圧があがると水の沸点はどうなる?」「世界の海の平均の深さはどのくらい?」中学受験で学習してきた知識やこの1年間に地理や地学で学んだことを確認しつつ、まずは海底温泉のしくみを丁寧に解説していただきました。ご自身の研究の重要性や未知の事実を知ることへの喜びも熱く語っていただき、生徒たちにも大きな刺激になったようです。その後は蒲生先生が実際に行った海底温泉の調査のお話。噴き出した海底温泉の映像なども見せていただき貴重な機会になりました。
講演終了後は生徒たちから質問の嵐。講演終了後に個別に質問しに行く生徒もいました。目を輝かせながら意欲的に発言する生徒たちを見てとても頼もしく感じました。普段学べない学問の世界にふれることができ、彼らにとっても非常に有意義な時間となったようです。蒲生先生、本当にありがとうございました。

海洋講演①.jpg 海洋講演②.jpg

海洋講演③.jpg 海洋講演④.jpg

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学校学年行事
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