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映画「オデッセイ」鑑賞文

2016/12/24

11月11日に、中1・中2の生徒が鑑賞しました。宇宙飛行士である主人公は、不慮の事故で火星にたった一人、取り残されてしまいます。地球からの救援を待つのに手持ちの食料は不十分で、どう考えても絶望的な状況です。しかし主人公は持ち前の明るさを武器に、サバイバルに果敢に挑戦し続けます。そして...
監督はリドリー・スコット、主演はマット・デイモンです。


【注意】鑑賞文は時に映画の重要な内容や結末に触れる場合がありますので、お気を付け下さい。

中2 W君

 僕がオデッセイを見て思ったことは、人間の力はすごい、ということと、仲間というのは素晴しい、ということです。
 主人公の、マーク・ワトニ―は事故で火星に独りになってしまいます。次に人が火星のもとに行くには、一年以上かかります。当然そこまで食料は無く、火星にも何もありません。そんな絶望的な状況の中、マークは自分の頭、科学の力を駆使して、食料の生産に成功します。地球との交信にも成功し、生還の可能性が出てきます。しかし、アクシデントがさらに起き、食料を作ることができなくなってしまいます。それでもマークはあきらめず、自分のできることをやりました。一方地球のNASAでも、彼の救出に力を注いでいました。彼の食料が尽きるのは時間の問題となった時、急いで物資を送るも失敗。そこで他の国と協力して、彼の救出へ彼のクルーを向かわせました。そうして、マークは宇宙空間で無事助けられました。
 僕はこのことから、人間のすごさを知りました。信じられないくらい遠い場所の一人を助けることはほぼ不可能だと思いましたが、それを可能にしてしまう頭脳を持っています。科学の力はすごい、とよく言いますが、それを作りだしたのは人間なのです。
 マークを助ける、となった時、彼の仲間たちは全員が行く、と言いました。それぞれに大事な人がいるのにもかかわらず、しかも死ぬ可能性が高いというのにむかっていく姿には感動しました。仲間というのはすばらしいと思いました。
 科学の力はすごい反面、その使い方に十分気を付けるべきだと思います。皆が良いことに使っているわけではありません。僕はそういう人たちのそういう考えがなくなり、人間というもののすばらしい知恵を、人助けなどに使ってほしいと思います。

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