東京大学海洋アライアンス海洋教育促進研究センターとの提携後、本校生徒から有志メンバーを集い、海に関する研究をおこなっています。
10/1(土)、今年度も再び東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻の日比谷紀之教授の研究室にお邪魔させていただきました。
生徒たちは日比谷教授から研究内容や職業という観点からのお話を伺い、あらためて海を知ることの意義や研究スケールの大きさに驚かされたようです。
高1はこの1年間、独自の手法で深層海流の実験をおこなってきました。
当日は現時点での研究成果に関して中間発表をおこない、日比谷教授から実験手法や結果と考察について貴重なアドバイスをいただきました。これからの進展に期待しています。
また、今年度からスタートした中3グループも、中学・高校の教科書には載っていない深い知識を自ら学んで参加し、積極的に質問をすることができました。その鋭い着眼点には大学側の先生方も驚いておりました。
両学年ともに、今年度の開成祭で海に関する現在までの研究成果を報告させていただきますので、ぜひお越しください!
東京大学で行われている最先端の研究に触れることで、生徒たちは科学を学ぶ面白さを肌で感じることができました。
海は様々なことを我々に教えてくれます。
広大な海をテーマに学ぶには、現在学校で学んでいる幅広い教養を身につけることが最大の近道である、ということに生徒たちは気が付いたようです。
今後の学校生活にもよりメリハリがついてくるのではないでしょうか。
この中から未来の東大生、さらには立派な海洋研究者が出るくれることを期待しています。