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土曜講座 「iphoneアプリ」を作る

2015/02/16

2月14日(土)、外部講師による「iPhoneアプリ」を作る体験教室が開かれました。参加した生徒は中1から高2までの計40名。この講座は卒業生からの申し出により開かれたものです。この本校卒業生が学生スタッフとして働いている会社は、中高生向けにプログラミングなど最新IT技術を学ぶ場を提供しています。今日の講師はこの会社の方です。


「わくわくするような技術を作れる!」というお話から始まりました。4人ずつのグループに分かれまずは自己紹介から。そして最初のアクティビティーは「パスタタワー作り」です。所要時間は14分間。使えるのはパスタ20本とマシュマロ一つと粘着テープ1mのみ。タワーを作りてっぺんにマシュマロをさし、その高さを競います。チームワークとアイデアで勝負。あっという間に時間が過ぎます。マシュマロの意外な重さで倒れてしまった班もありました。1位は69cmでした。講師の方が「あれこれ考えるより、まずは"やってみること"が大切、障害はやりながら越えていけばいい、そんな姿勢がプログラム開発には必要」と語ります。なるほど!失敗してもいいんだ、あれこれ工夫していいんだ、ちょっと気持ちが楽になり本番への期待感が高まります。

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 テキストが配られ、一人一台のMacBook Airに向かって、さあいよいよ「アプリ開発」の始まりです。Xcodeというソフトを使いアプリを作っていきます。今日作るのは「Countアプリ」、画面のボタンを押すと押した回数だけ表示される数字が変わっていく、そんなシンプルなアプリです。でも一人一人全く違うものができていきます。「自分のオリジナルをどんどん入れていいよ」と言われ、背景写真や、ボタン・数字の配置や色、大きさなど、自由に工夫していきます。「その背景いいね!」「数字が見やすい」など声が上がります。みんな夢中!時間に余裕のある人は数字のプラスだけでなく、マイナスのボタンを増設したり、途中で数字の色が変わるようにしたり、工夫をしているうちにあっという間に時間が過ぎました。

風景①.jpg 風景②.jpg

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 世界に一つだけのオリジナルiPhoneアプリが40個、誕生しました!
 「今までの土曜講座の中で一番楽しかった」「もっとやりたい!」MacBookを持っているという生徒は「試験前なのにハマってしまう、どうしよう!」とうれしそうに悲鳴を上げながら帰りました。意外と簡単にできるアプリ開発、今日学んだのはほんの基礎基本でした。でもこの延長線上に実用化されている様々なアプリやゲームがあるのです。今日やったことに工夫を積み重ねていけばどんどん新しいものが作れるし、新しいものが世界を変えていける、そんな話しを講師の方から聞いて、わくわくする気持ちを胸に解散しました。僕(筆者=本校教員)もアプリを初めて作れて楽しかったです!

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