去る1月26日、土曜講座で関内駅近くにある新聞博物館に行きました。
当日は、9時50分に現地集合しました。
まずは、新聞社OBの方より、新聞・新聞社の役割や新聞記者になるために必要なことなど
について話をしていただきました。紹介していただいたトマスジェファーソンの
「新聞のない政府か政府のない新聞か、そのいずれかを持つべきかの決断を迫られたならば、
私は一瞬のためらいもなく後者を選ぶであろう」というくだりが、とても印象に残りました。
そののち、新聞製作体験です。90字以内で文章を考え、自分の新聞をつくります。
たった90字にも関わらず、こだわった紙面にしようと、時間の許す限り、パソコンの前で
悩み続ける生徒が印象的でした。
新聞製作体験終了後は、特別展「2012年報道写真展」を見学しました。
この写真展では、一つだけ課題をだしました。
それは、こだわりの一枚を選び、その理由を説明せよ、というものです。
オリンピックイヤーだったこともあり、ロンドンオリンピックに関する写真をあげる子、
巨人ファンとして「原監督歓喜のビールかけ」をあげる子、
桜島の「闇を切り裂く火山雷」というまさに一瞬をきりとった写真をとりあげる子、
スカイツリーと輝ける朝日の組み合わせをとりあげる子、
「警戒区域で桜満開」という写真から悲しみと希望をよみとる子、
などなど、視点はさまざまでしたが、個人ではあまり行くことのない博物館で、
それぞれが有意義な時間をすごすことができたようです。