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開成祭報告~開成祭実行委員長編~

2012/11/27

開成祭実行委員長 高校2年 和田 秀太郎

 高1の時の開成祭で先輩方のファイナルを見させていただいていましたが、そこでの先輩方の涙、充実感でいっぱいな顔、を見て胸が熱くなり、来年は自分があそこでプレーしたいと思い開成祭実行委員長になることを決意しました。

 2月に開成祭実行委員会を結成し、本格的に動き始めました。 まず開成祭全体の方針やテーマの決定を施しました。 僕らの開成祭実行委員会は広報的な部分に力を入れ来場者増加や、中学生を中心とした下級生に開成祭実行委員会を憧れの的にし、将来的な開成祭のクオリティアップにも力を入れました。

 

k3.jpgまずパンフレットのオールカラー化です。 
紙質も良くして、来場者が気持ちよく開成祭を過ごしてもらうための必須条件だと思いました。それに文化祭業界でパンフレットのオールカラー化は大変な名誉です。そのオールカラーに似合うような素晴らしいパンフレットを作った水野君には感謝しています。
しかしそれにはお金がかかります。そこで本校では初めてのスポンサー企業と契約をし、資金提供を受けるという手段に出ました。
  夏休みは企業の方々と電話をして契約を勝ち取るということに翻弄していました。

 

k2.jpgそして開成祭HPの開設です。来てくださる方はもちろんのこと、中学生を始めとした一般生徒に対して、「開成祭とはなにか」がわかるようなHPを開設して、開成祭実行委員会の仕事ぶりを公開しました。パンフレットにお金がかかる今、無料であそこまで素晴らしいHPを作ってくれた実行委員会広報係HP担当には感謝しています。 まだ見てないというひとはぜひ見てください、あの感動がよみがえりますよ(笑)

そして3月になり、係長を決めました。そして高2になって各学年の実行委員が配属となり学校全体で実行委員会が発足されました。

体育祭が明けて、各参加希望団体が企画書を提出し、それを熟読し団体を選考しました。難しい食品団体の企画書チェックを献身的にやってくれた栗田君にも感謝しています。夏休みは先ほど話した通りの広報活動に翻弄され、9月には総合企画書が完成し、ラストスパートがかかりました。

 こんな風に簡単に書かせていただきました。僕たち幹部以外も各係では各係で働いてくれましたしここでは書かれていない大変な仕事もあります。

 

IMGP3469.JPG僕の尊敬するイチロー選手が10年連続200本安打を達成した試合後の会見でこんなことを話しています。 「あんな恐怖は味わったことがない。それをなんとか打ち破って、あの恐怖を思えばそうそう野球の中で怖いことはない。」 ここで言う「あの恐怖」とは、前回のWBC(野球の世界大会)でチームリーダーとして日本を引っ張り、日本中の期待を一身に背負って戦ったことであります。開成祭が終わって、数日たった今、このイチロー選手の言葉が痛いほどわかるような気がします。 実行委員長という立場は想像を絶する過酷さでストレスとの戦いでした。(話を盛っているとかじゃないです!マジです!)ご飯がのどを通らなくなってしまうほどでした。

その中で最初に掲げた目標を妥協することなく行い、最高の仲間たちと最高の開成祭を作り上げたことは僕の誇りです。 これから先にどんなに大変なことが起きたとしても、開成祭を創り上げたという経験は僕の強みです。 自分にとてつもない自信がついた開成祭でした。
高校2年生の皆さん、時國先生を始めとした先生方、両親、支えてくださり本当にありがとうございました。

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