平成18年度高校卒業式

校門風景 3月1日、穏やかな天候の下、本校体育館において高校卒業式が行われ、高校3年生192名が立派に巣立っていきました。
式典は10時から始まりました。担任がひとりひとりの名前を読み上げると生徒は返事をして壇上で校長先生から卒業証書を受け取ります。続いて学校長より式辞が述べられました。

横山春夫校長式辞(抜粋)
「卒業生には次の3つのことをお願いしたいと思います。第一に、将来を展望し激動する社会に柔軟に対応できる豊かな発想と心を持って、主体的に生きてほしいと思います。第二に、自ら求めて様々な体験をし、その体験を通して自分を高める努力をしてください。第三に、情報処理能力、特にその選別能力を高めてほしいと思います。また、最後に感謝する気持ちを大切にしてほしいと思います。皆さんが一人の人間として生きるためにどれだけのものが必要だったか、折にふれて考えてみてほしいと思います。そうした全てのものに対する感謝の気持ちを忘れないことが、これからの皆さんの生き方をさらに豊かなものにするのだと思います。」

それから表彰が行われた後、3人の方からご祝辞を賜りました。

小泉一郎理事長祝辞(抜粋)
「生涯つき合える真の友人を持つことは一生の宝です。特にこの大切な青少年期に心を通じたことは、強いきずなとなって皆さんのこれからの生きる力に大きく影響するものと思います。また人の痛みがわかる人、感謝の気持ちを忘れない人になってもらいたいと思います。たくましさと優しさを併せ持った人になっていただきたいと思います。皆さんが本校で習得された知識や技能をこれからの生活で十分活用されるように願っております。」

学校長式辞

前川愼一郎PTA会長祝辞(抜粋)
「卒業、おめでとうございます。君たちの卒業と共に親も卒業します。ちょっぴり寂しい気もしますが、安堵感、うれしさもこみあげています。」

竹腰正保校友会会長祝辞(抜粋)
「これから社会に巣立っていくと、むしろ苦しいこと、困難なことが多くあろうかと思います。こんな時こそ自分で考え自ら行動し新しい道を切り開いていくという『逗子開成魂』を持って力強く生きていってほしいと願っております。」

この後PTA・校友会から卒業生に記念品が贈呈されました。
続いて在校生を代表して高2の川窪大士君が「思えば入学して5年間、何をするにも先輩方の背中を見て行動してきました。そして先輩方の姿に憧れを抱きました。私達はこれから先伝統を受け継ぎ、文武両道を心がけ、日々精進していきたいと思います。」と送辞を述べた後に、卒業生答辞が行われました。

卒業生答辞 高3荒井信彦(抜粋)
「先生方の熱心なご指導の下、私達は徐々に成長をとげ、文化祭や体育祭などの行事の際は学校全体が団結し、大成功を収めるまでになりました。山や海などの自然に囲まれ、のびのびとした逗子開成の環境の下、私達は多くのことを体験させていただきました。その中でひときわ心に残ったことがあります。それは仲間の存在です。ただの友人とは違う存在。自分がつらい時でも相手を気にかけ、共に目標を達成しようと考えることのできる関係が、真の仲間関係というものではないでしょうか。これから先、皆それぞれの目標に向かって歩みを進めることになるでしょうが、何十年経っても彼らと仲間としてつき合っていけたらと思っております。」
答辞が終わると会場から拍手が起こり、横山校長先生は壇上で荒井君の手をしっかりと握り締めて握手をしていました。

後輩による胴上げ

次に吹奏楽部による送別の曲の演奏が行われました。曲はショスタコーヴィッチ作曲「祝典序曲」でした。最後は満場の拍手の中、卒業生が体育館から退場し、卒業式は無事終了しました。

体育館の外では後輩たちが出迎えていました。ユニフォーム姿の運動部員が先輩を囲んで、声援を送ったり花束を贈呈したり胴上げを行ったりしていました。